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住宅営業マンが教えます!新築一戸建てで費用を抑える4つの方法


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新築一戸建てを検討中のお客様の大半が直面する予算の壁。


憧れのアイランドキッチンなど豪華な設備を見るたびに、どんどん上がってしまう建築費に葛藤している方も多いのではないでしょうか?


限られた予算の中で満足のいく家づくりを成功させるためには、かけるところにはかけて抑えるところは抑えるというメリハリが大切です。


さて、この記事では現役住営業マンの私も、自宅の新築で実際にやってみた費用を抑えるポイントを紹介します!

費用を抑える代表的な4項目


1.建物の形状

2.材料の施主支給

3.外構・造園工事

4.照明・カーテン


上記の4項目は予算を調整しやすい項目になります。

建物の形状

最も金額に直結する項目が、建物の形状です。


建物の形状とは、外壁が囲っている建物のカタチのことです。


例えば2階建ての場合、


A.1階が15坪、2階が15坪の延床面積30坪の家

B.1階が20坪、2階が10坪の延床面積30坪の家


同じ30坪の家ですが、Aのような1階から2階まで同じ大きさカタチである総2階といわれる家と、Bのような1階床面積が2階床面積より大きい家であれば、Aの総2階の家のほうがコストパフォーマンスは良くなります。


これは『1階床面積が広い = 建物基礎の施工面積が大きくなる』ためコンクリートの費用などが大きく増加するためです。


また、四角い家より凸凹した家の方が価格は高くなりますが、これも壁の面積が増えたり施工手間が増えたりすることが理由です。


さらに屋根の形状によってもメーカー間で金額が大きく異なります。


これは工場で部材を製造するハウスメーカーに多いのですが、フラット屋根を得意とするメーカーはフラット屋根の工場生産率や出荷数が多いため、寄棟・切妻などの勾配屋根にすると価格はアップします。


反対に勾配屋根の出荷・生産率が多いメーカーは、出荷数の割合が少ないフラット屋根にすると金額が上がりことが多いです。


フラット屋根の家にしたい!など建物の形状にこだわりがある方は、こんなところにも着目すると費用が節約することが可能です。


あとは廊下スペースや無駄と思える部分を極力無くして建物面積を減らしたり、窓の大きさや数量を減らすことも大変有効な手段になるので是非覚えておきましょう。

材料の施主支給

施主支給とは、施主自ら品物を購入して現場へ届けて取り付けのみしてもらうという方法です。


住宅会社が取り扱う設備機器や各部材には、全てメーカーからの仕入れ価格に住宅会社の利益が上乗せされ取り付け費を加えた価格が見積もりとして提示されます。


そのため自分でインターネット等で安く購入したものを、取り付ける方がコストダウンできる場合があります。


施主支給に向いているものとして、基本的には自分で簡単に運ぶことができるものです。


例えば、洗面室やトイレの手洗いボウル、水栓器具、洗面・浴室のタオル掛け、トイレットペーパーホルダー、手すり、カウンター類など多岐に渡ります。


私の場合は、知り合いにタイル業者がいたため、知り合いに室内タイルを貼ってもらうと、業者見積もりの半額近くで済ませることができました。


あとはパーティションや分電盤、洗面室のボウルと水栓、ダウンライトなど施主支給して数万円もの費用削減をすることができました。


施主支給の注意点としては、基本的に支給材料は保証の対象外となるため、外壁や屋根など構造上主要な部分やキッチンなどの配管や配線が複雑なところは施主支給に向きません。


故障したときは支給材料に問題があるのか、配管や配線に問題があるのか責任の所在もはっきりせず揉め事に発展してしまったり損害を被る可能性も高いので、その辺りのリスクも考えてメーカーに相談しましょう。

外構・造園工事

新築一戸建てで大きな金額を占める費用の一つが外構工事です。


これは土地の広さや条件によって、金額が全然違ってきますが、塀や門扉で家の周囲を完全に囲ってしまう『クローズ外構』か、特に門扉やゲートなど取り付けず簡単に出入りできる『オープン外構』にするかによって、費用を大きく抑えることが可能です。


『クローズ外構』と『オープン外構』のメリット・デメリットや、外構費用を抑えるポイントは別の記事で詳しくご紹介します。

照明・カーテン

照明やカーテンもハウスメーカー工務店で注文するより、自分で仕入れたほうが安くなる可能性が高くなります。


シーリングライトなどの照明器具であれば、配線さえしてもらっておけば自分で簡単に取り付けることもできます。


カーテンもハウスメーカーは一流メーカーと提携している場合が多いので、モノは確かに良質ですが価格はかなり高いです。


リビングダイニングなど人の目につくところは、こだわっても良いと思いますが、各洋室やあまり使わない部屋は自分で安く購入するなどうまく使い分けると、大きなコストダウンにも繋がります。


住宅会社の言いなりにならないよう見積もりも細かくチェックし、費用を抑えるところは積極的に抑えるようにしましょう。

最後に

新築一戸建ては全体の金額も大きい分、追加費用に関して『これくらいなら、まぁいいか!』と考えがちで、ことわざの通り塵も積もれば何十万円もの大きな山となって返ってきてしまいます。


今回の記事に書いたこと以外にも費用を抑えれる方法はたくさんあるので、住宅会社に相談してみることをオススメします。


費用を抑えることも大切ですが、あとから簡単に変えることができず日々の生活のしやすさや安全性・快適性に関わる構造や間取り、窓や断熱性などコストを掛けるべき部分は掛けて、予算のバランスをよくよく考え納得のいく家づくりにしてください。