幸せな家づくり

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生活動線と家事動線を考えて快適で使いやすい間取りにするポイント

こんにちは、現役住宅営業マンのケイです。

注文住宅の醍醐味は『自由設計』、つまり間取りをあなたが使いやすいように自由に考えることができることですよね。

間取りを考える上で、必ずおさえておきたいのが『動線計画』です。

この動線計画の良し悪しで、家の中での生活のしやすさが決まると言っても過言ではありません。

今回の記事では、生活動線と家事動線について、大切な考え方とポイントをお伝えしたいと思います。

 

《もくじ》

  

動線とは

家の中での『動線』とは、人が日常生活で動く経路のことで、間取りの使いやすさはこの動線計画がうまく出来ているかにつきると思います。

動線には大きく『生活動線『家事動線がありますが、それぞれのポイントを紹介します。 

 

生活動線

生活動線は、家の中で人が移動するルートを線にしたものをいいます。

具体的な生活シーンでいうと、朝眠りから覚めて寝室から洗面室へ移動し、顔を洗ってからダイニングへ行って朝食を食べる、など日常生活における人の動きですね。

人はある程度生活パターンが決まってくるため、生活動線が長くなってしまうと移動に時間がかかり利便性が低くなってしまいます。

これが毎日のこととなると案外大変なものですよね。

 

では、生活動線を考えた間取りとはどんなものか。

下の間取りを例にご説明します。

 

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こちらは帰宅時の生活動線をよく考えた間取りです。

玄関に入ってまず正面①のシューズクロークで靴を収納し、コート類も一緒にここに掛けてしまいます。

②の廊下収納には、カバンやビジネスバッグを収納します。子どものランドセル置き場にしたり、帽子やマフラーもここに仕舞えるとより便利です。

③では、家族の部屋着やパジャマ類をそれぞれ収納しておき、④リビング横の部屋(上記では和室)で部屋着に着替えてしまい、クローゼットにスーツなどの仕事着を収納してから⑤のリビングへ入ります。

 

《シューズクロークの例》

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 このように帰宅して最小限でなるべく無駄のない生活動線が作れると、便利で使いやすくストレスフリーな生活を送れるようになります。

逆に生活動線をまったく考慮しなかった場合は、帰宅して重たいカバンを持ちながら階段を上がり、部屋に行って着替えてから1階に降りるという動線になり、比較すると同じ動作だとしても何倍もの距離と時間が掛かることになるでしょう。

 

家事動線

生活動線と同じくらい重要な動線『家事動線です。

料理、洗濯、物干し、片付けなどの家事にかかる移動の距離や使い勝手をよく考える必要があります。

こちらも間取りを例にご説明いたします。

 

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玄関のシューズクロークが通り抜けできるようになっており、パントリーを経由してキッチンへ繋がっています。

買い物帰りにいちいち廊下やリビングを通ってキッチンへ行くよりも、大幅に短い距離でキッチンまで到達します。

ポイントはパントリーを通ることで、買ってきたペットボトルの水やジュース、カップ麺、調味料のストックなど、キッチンへの動線の途中で収納できることです。

日々忙しい奥様にとっては、非常に便利で嬉しい動線ですよね。

 

《パントリーの例》

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もうひとつは水廻り動線です。

浴室、洗面室、キッチンの水廻りを近くに配置することで、家事動線を極力短くする計画です。

 

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こちらの間取りでは、キッチンで作業をしているときに、洗濯物が洗い終わったことにすぐに気付けて、キッチンに設けた勝手口から南側の庭に洗濯物を干す動線が一直線になっているのが分かると思います。

最小限の移動で洗濯物を干すことができていますが、『1階の洗面室から重たい洗濯物を持って2階のバルコニーで干す』というお宅もよくあります。

脱水したとはいえ家族全員分の濡れた衣類やタオルを干し場まで運ぶだけでも重労働です。

洗って干す、さらに取り込んで片付ける、という動線も生活動線と重ならないように考えることで、家事を効率的でラクに済ませることも可能です。

 

動線チェックを行う

間取りを決定する前に、必ず動線のチェックをオススメしています。

動線のチェックは、あなたがその家に住んだときに普段どんな動きをするかということをよーくイメージします。 

 

洗濯物を洗う、干す、たたむ、片付けるまでの動線が長すぎないかや、朝起きて顔を洗い、朝食を食べて歯を磨き、仕事着に着替えて家を出るまでの動線に無駄がないか、など毎日の動きを間取り図面上でなぞってみましょう。

 

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上の間取りではオレンジの線が生活動線、青が家事動線ですが、日常生活で同じところを何度も行き来していないか、それぞれの動線が重なりすぎていないか、という要素に着目して考えてみましょう。

 

人それぞれ生活スタイルは異なるため、ハウスメーカー側はここまではなかなか考えてくれません。

間取りは当然家ができてからでは簡単に変えられません。

後悔のないように動線計画は入念に行うことをオススメいたします。

 

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